今年の高校入試(備忘録)

秋です。県立美術館付近の風景。知り合いの方から送っていただいた写真です。今回のお話との関連はありません。

 
しばらくしたら今度の高校入試についてブログでお話したいなあと思いますが、とりあえず備忘録としていくつか記録しておこうと思います。

ここ数年定員割れの公立高校が増えてきました。とくに今年の春は多かったですね。連続定員割れ学校もあります。

依然として公立高校人気の地域ではありますが、公立高校離れが進んでいるのは確かです。

その理由として現実的に私立高校の良さがよく認められてきたことと合わせて就学支援金制度の充実化によるものがあります。(公立妄想+入学高校だけ評価世代が減っているということも)

就学支援金制度の充実化については、静岡県あいかわらず~というようなことがありますが、そのところは控えておきます。(あまり言うと嫌われるので)

教室がある地域での今年の様子ですが、おおよそ高校進学者が昨年より600名くらい減ります。(中学進学者は300名くらい)

そして、公立高校離れ。そうした流れもあってか、いままで定員割れ公立高校が1クラス定員削減ということがあったのですが、こんどの入試では、今春定員オーバーで倍率が高かった公立高校も定員を削減しています。

この地域で関連が特にあるのは科学技術高校。今春122名の不合格者を出していますが、今度の入試では40名定員を削減しています。

公立高校は、いままで私立高校とくらべると「入試広報活動」は多くありませんでした。その必要がない時代がずっと続いていたからです。

しかし、ぼやぼやしていると定員割れが続く学校が続出。そして入学してくる生徒のポテンシャル低い率増加などのことが加速していくことは明らかです。定員オーバーであれば不合格者を躊躇なく出すことができるのが公立高校ですが、定員割れではよほどの事情がない限り不合格を出すことができないのです。たとえ点数が・・・たとえ面接で「この子ちょっと・・・」と面接を担当した方が思ってもです。全責任を負わされてしまいますから。

そのようなことから、中部地区の公立高校でも今年から各中学校周りを初めてしはじめたという高校もあります。(東部地区では公立高校でも「塾対象説明会」がどんどん開催されています)

市立中学校進路指導側としてみれば、公立の方、私立の方・・・選択があったとき、どうなるかということですが、静岡の教育委員会背景ですのでどうなるかは考えるまでもありませんが。(勉強関係だけではなく他活動でも多々あることなので)

そのようなことが、子供たちにどう影響してくるのか。

学調の取り扱いなどを見るとどう考えても「生徒ファースト」ではありませんので、とても心配だなあと思うわけです。(特に教室近隣・・・やめとこっと)

個人的にいうと、教室近隣の「公立」「私立」どっちっていえば、そりゃあたとえ・・・やめときます。

それで、私立高校のほうなんですが私立高校も定員を削減する高校があります。

そうすることで、よいポテンシャルの高い生徒が多い学校にすることができます。

単願生徒を増やすことで「本当にこの高校で勉強したい」という生徒に対応しやすくもなります。

大学受験の傾向と同じ感じです。

しかし、私立高校は定員オーバーでも簡単にバシバシ「不合格者」を出すことができません。お上からお叱りを受けてしまいます。(一部断行する学校もあるようです)

かといって、いくらキャパがあっても定員以上の合格者を沢山だすと・・・・・・。

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もうこのくらいにしておきます。もっと書くと怒られそうですから。

こんな感じで、今年の入試の予想をしたいなあと思っています。

この備忘録、妄想ですからね・・・ということにしておいてください。怒られるの嫌ですから。

一昨年くらい前までの公立高校入試については、「静岡県公立高校入試対策入門 清水区タケシ君の場合」という本である程度お話しています。

もしよろしければ。

この備忘録、宣伝で終わらせておきます。

「静岡県公立高校入試対策入門 清水区タケシ君の場合」

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