教材
今年から中学生教科書が改訂されます。テキストの内容も変更されることになります。
1月13日静岡であった教材展に行ってきました。
教材展では、色々な教材会社の教材を一堂に見ることができます。
あれこれ教材をみて、今年の教材を考えることになります。
教材の選択では、教材展で関心を持ったものをあとから注文して実際に手にしてみるのも大切です。
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現在、ふくろうの森で使用している中学生テキスト
現在、中学生の一般講習で使用しているテキストはスプリックスのフォレスタです。
先日、スプリックス主催のフォレスタ教材についてZOOM説明会があったので参加しました。
改めて、使い勝手が良い教材だなあと思いました。
フォレスタの通年テキストでは、全国の公立中学校定期テストを検証してテキスト作りに反映させています。
そのためページ数は少なくてもしっかり取り組みすることで、定期テストの8割以上をカバーすることができます。
実際に、ふくろうの森生徒もExercise課題(演習課題)までしっかり取り組みした生徒は40点以上をとっています。
これだけシンプルなテキストで40点以上を取ることができるのですから「40点取るのは簡単」といえるような学習ができるテキストだといえます。
使い方の体系もしっかりしているため、スプリックスが提供する「使い方」で指導を行うことで、学習指導未経験の講師でもすぐに効果的な指導をすることができるようになっています。
そうしたことから塾業界でもフォレスタ教材の人気はどんどん高くなっているようです。
指導方法を高次元に一律化したい、フランチャイズやチェーン塾、地方大手の個別部門にとっては、とても便利なフォレスタ教材はどんどん取り入れられているようです。
数多くある塾教材会社と塾専用教材
先日、小学生の一般教材と中学受験教材を再検討するために、普段お付き合いしている愛知の塾専用教材会社(塾専用教材総合商社)のようなところです。21年間塾専用教材を専門に扱っている会社です。
ここには、塾専用教材最新版が図書館のように並び、塾教材マイスターのような方がいらっしゃいます。
ここで、関心のある教材の説明、関心のある目的に合った教材についてアドバイスをガッチリいただきながら教材検証をしてきました。
中学生教材は、フォレスタ1本になってから12年くらい。
使い始めたころは、1×1、1×2、1×3個別や家庭教師企画を行っていましたのでフォレスタを使うことはとても良い選択をしたことを実感していました。
生徒の学習の進捗をフォレスタの進み具合で判断することで生徒の「テストの点」を判断することも容易です。
しかし、現在の学習方法では「フォレスタ1本」である必要もないことは感じていました。
そこで、今回、教材会社を訪れて、現在の塾教材について学ぶとともに、中学生教材についても再び「教材の検討」をすることにしました。
塾専用教材会社と教材
国内には、塾専用教材を作成販売している会社が数多くあります。そして塾専用教材は通年用や復習用や特別講習用や特別課題用など山ほどあります。
学書
名大SKY
スプリックス
育進社
好学出版
文理
学友社
森の実出版
都麦出版
JES出版
正進社
CKT販売
研秀社
学林舎
受験研究社
エドケーショナルネットワーク
学研
(順不同)
などなど
まだまだ、あります。
そして、それぞれの教材が、教材作成のプロによって制作され、それぞれに使用目的に合った工夫がされています。
その中の1冊に関心を持ち、教材を作成している業者に「固有の特徴」についていくつか質問メールをしたところ、翌日に電話で、それらの質問に明確な回答があり、特徴、適した使い方など熱く語られていました。
「職人」の語りは、熱く、深い、本当に楽しいですね。
とても貴重な時間を過ごさせていただきました。
ふくろうの森が採択する今年の教材
ふくろうの森では、小学生部門、中学生部門ともに今年はすべて教材について再検討し、採択する教材をおよそ決定いたしました。
中学生部門フォレスタについては、すでに注文しているものがありますが、いったん見直しをするため、状況によっては、使われない在庫になるかもしれません。
とてももったいないことですが、12年前のように画一化した指導方法の必要がない現在のふくろうの森に合った教材を選出しようと思います。
教材研究と教材職人との会話
本当に楽しいです。