静岡北高等学校・中学校さんに行ってきました
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静岡北高等学校・中学校さん
秋晴れ~~の今日、静岡北高等学校さん中学校さんに行ってきました。
今年、2回目。
学校について、ご説明を伺ってきました。
建学の精神
社会に貢献する人材の育成
校訓
「質実剛健」「創意実践」
この建学の精神と二つの校訓を持つ教育環境の学校です。
静岡北高等学校さんを知ったのは、16年前に学習塾を始めてから。そのころ、静岡北高等学校さんは大きな改革前夜だったのかと。
静岡北高等学校さんは、どんどん躍進していきます。その躍進の在り方について、説明を伺ったのが11年位前です。
それは「学校を民間企業のように経営している」という印象でした。
民間企業の行いを経営とするならば学校は運営という言葉。
あからさまに「営業してます」「経営しています」という言葉を使うことが学校では適さないような気がします。
実際の定義とは違いますが、そんな感じがします。
静岡北高校さんでの学校説明は、言葉にはありませんが「営業してます」「経営しています」があからさまのように感じたのが「学校を民間企業のように経営している」という印象を持った理由です。
それがとっても面白いと思いました。
実際に改革というほどの変化をしていく中には、色々なことが沢山あって、表には出せないようのことも多々あると思います。
周囲からの突っ込みが多々ある中でも、できることからやる、そして明らかな実績を出すということに集中している「風の中のライオン」のような学校と個人的には感じたものです。
何度か静岡北高校さんに伺っていく中で今日は「学校を民間企業のように経営している」とは少し違う印象を持ちました。
その印象は「何か」については言葉にしにくいのですが、その「何か」を知るカギが建学の精神と校訓なのではと思い、今回このブログの冒頭に持ってきてみました。
静岡北高さんの説明が建学の精神から始まったことが大きく影響しています。思いっきりバイアスがかかった感じです。
民間企業的風土を持つ学校という感じる理由は、実業の学校からスタートした歴史とこの建学の精神と校訓にあるように思います。
学校説明の中で、公立高校と比較して私立高校が得意なことが、「今の時代の変化に対応した研究」というお話しがありました。
「高大接続や先日あった英語民間試験活用の延期などを事前に予測していた」
もちろん「それが当たった」という軽いことではなく、様々な変化について検討・議論する中で「それもありうる」ということも範疇にあったということをお話されたのだと思います。
そう考えた根拠については、「本来どういう学問が必要か」「はかれないものをはかりたい、そのために」というものを考え続ける中にあったものということです。
めっちゃ真面目です。
稼ぎたいを基に行う経営方針とすれば「どうやったら生徒が大勢集まって、どうやったら楽に運営できるか」です。
そんなことは、当然誰にも言えませんが、そうした思考で将来予想が「当たった」だったら、「え~~」です。
「本来どういう学問が必要か」「はかれないものをはかる」を考え続け、時代の変化を予測して対応する。
そして、「元々私たちはAOを得意とする学校です」ここにつながっちゃうんです。
メッチャかっこいい。
そして
建学の精神
「社会に貢献する人材の育成」
う~~ん
いいです。
今日は、静岡北高等学校さんが「普通の学校」というのを初めて認識した日だったかも。
英語
4技能がどうしたということでドタバタしている昨今です。
私立高校さんはどの学校も英語教育については、ガッチリやっていますという感じです。
静岡北高校さんも、英語、一生懸命やっています、国際コミュニケーションありまっせ。
なんですが、少し変わった風なのが、東南アジア方向の英語コミュケーションの機会というところ。
母国語を英語としない国の人とのコミュニケーションを英語でとる機会です。
双方とも「英語ぜんぜん無理!」だとどうしようもないですが、それでもなんとかジタバタとすると何とかなるというのは人と人がするコミュニケーションの良いところ。
双方が「英語ちょいと無理っぽいけどなんとかしよう」と思えばなんとかなってしまう。
そして英語が勉強したくなる。
そんなことが学校活動の中にあるということ。
へえ~~そういう時代なんだなあと。
静岡北中学校さんの見学
前回、高等学校さんの授業を見学させていただきましたので、今回は中学校さんを見学させていただきました。
こじんまりした校舎
校舎が別になっているので、とっても小さい学校という感じです。
そして1学年が60数名、×3とすると180数名(聞かなかったので想像です)
近隣の公立中学校が600名700名なので3分の1くらいの規模ということです。
大勢がいてがッチャとしたことろが全然なくこじんまりしているんです。
このこじんまり感がすっごくいいんです。
静岡北高校さんはマンモス校なんですが、その違いが面白いです。
豪華な見学会
静岡北中学校さんを見学させていただいたのは2回目。
一番最初は、中学校さんが始まった最初の年。
その時は、見学される塾の先生が結構たくさんいらっしゃいましたが、今回は、一緒に行った武田先生と藤枝からいらっしゃったトモコ先生の3人だけ。
みんな中学校あんまり関心ないのかなあ。静岡のんびりだから、来年くらいから関心を持つ塾が増えるのかなあ。
と思いながら教頭先生に案内をしていただきました。
入り口付近にいる亀を教頭先生に案内していただきながら校舎の中へ。
途中、校長先生も登場、恐縮いたしました。
校長先生と教頭先生そして見学者は3人・・・。
思い切り豪華な見学会です。
卒業生ふたりの進路
10年前、飯田校の6年生が二人、新設の静岡北中学校さんを受けて見事合格。
その二人は大学生になっています。
二人とも国立大学に行っているようです。ひとりは国立2校受かっているんです。(やるじゃん)
そうなんです、静岡北高校さん「国立大学入学生をメチャ増やそうキャンペーン」真っ只中の時代に学んだ二人です。
いいですね。
卒業生の進路と顔写真が廊下に貼ってあります。
二人の写真を見ると、ひとりは「いやあしっかりした顔になったなあ」
教頭先生「今年、教育実習に来ました」
校長先生「将来、ここに勤めます」・・・誘っているそうです。
もうひとりの写真を見ると「変わんないなあ」、小学校6年生のときと同じ笑顔で写っていた写真でした。
静岡北中学校さんの進学実績
静岡北中学校さんは、静岡北高校のスーパーアドバンスかアドバンスを選択する内部進学。
なので高校進学実績というのはなく静岡北高校さんの大学進学実績とダブリます。
一覧表をみても内部進学か高校入学からかはわかりませんので、とりあえず静岡北高校さんの進学実績をみます。
静岡北中学校さんがスタートして10年間で二人の東大合格者がいます。
受験練習大学としての受験だと思いますが防衛大学への合格者がいます。
秋田大学医学部・医学科って国立大学の医学部ですよね。(やるなあ)
何年か前、静岡北高校さんの説明会のなかでどっかの塾の先生に「私立の難関がないですね」みたいなこと言われていましたが、今年の合格実績をみると、私立の難関大学合格者も結構ありました。
進学校としての位置が確定してきた学校ですね。
こういう実績の高校へ内部進学するのが静岡北中学校さんということです。
授業見学の感想
高校生よりも落ち着いた中学生の授業風景がありました。
各学年2クラス。小学校の分校みたいです。
数学英語については、2クラスを学力別に3クラスに分けます。
一番厳しい子たちのクラスが一番人数の少ないクラスになる。
今回見学させていただいた中では英語の授業を10名でやっていました。
60いくつひく10を2で割ると、20いくつ。
数学英語は1クラス20数名のクラスと10名のクラス編成ということですね。(集団塾より少ないかも)
この3クラスは内容の難易度が違うけれど進度は一緒なので「伸びたら上のクラスへ」がしやすい。
という特徴を持っています。
中学受験について
静岡北高校さんでは、選考時の提出として調査書を通知表の写し「前期のあゆみ」に変更したとのこと。
中学受験についてなんですが、これは静岡北高校さんだけのことではないんですが、教室近隣の私立一貫校受験と都心の私立一貫校過熱地域の受験と違うのは、「学力検査評価一本」ということがないんです。
これが良いとか悪いとかではなく個人的には「近所の私立中学ちょっと寂しい」なあといったところです。
静岡北中学受験対策
静岡北中学校さんは、一応定員60名。おそらく70名くらいの人が受験すると思われます。なんとなくです。
付属さんの併願もあると思いますので合格した全員が静岡北さんに入学するわけではありませんが(今年は4名くらい併願で入学した人がいるということですので、それいじょうに併願受験者がいるという状況です)ある程度の倍率がある。
つまり「願書を出せば全員受かるわけではない」というところもあります。
ウチは塾ですので、こうしたときに「面白い」と思ってしまいます。
そういうの大好きなんです。
それで、「静岡北中学校さんに合格するにはどうしたらいいのか」という対策を実際にその学校の校舎内を歩きながら考えることになります。疑問が出たらすぐに質問ができます。
とりあえず言えるのは
静岡北中学校入試対策 その1
入試対策 その1
一番最初に持ってくるので一番大切なことということで。
それは
「静岡北中学校さんが企画する入学選抜にからむ企画はすべて参加する」
というベタなこと。
これが最初の1番、同じ意味の言葉がダブルくらい1番です。
一番は「試験問題対策」じゃないかと思われるかもしれません。もちろんそれ大事なところなんですが、その前にもっと大事なことがあるんです。
例えば、実社会でBtoBの営業するときに、相手の会社のことなにも知らずに「ウチの商品買ってください」って飛び込んでいくことってヘボの営業ですよね。
買ってもらいたい会社のことをできるだけ多くのことを知ってから「ウチの商品買ってください」っていくことのほうが成約の可能性は高くなります。
買ってもらいたい会社のことをできるだけ多くのことを知る、そしてその会社のことを大好きなる。
営業の基本ですね。
ミキサーの販売営業マンだったレイ・クロックが、彼が販売するミキサーを大量注文する何百キロはなれたお客のところに車を走らせ直接足を運びミキサーを納品した。そこでマクドナルド兄弟が経営するハンバーガーショップを見たという歴史的瞬間がありました。それが、今、付録が付いて500円のハッピーセットがあるマックになります。
とにかく現地へ行くことです。
それは入試でも同じではないかということです。
入学したい学校のことをできるだけたくさん知る。
そして「ここで学びたいって気持ちを強く持つ」ところから始めることが良いと思うんです。
だからとにかく学校へ行くことです。
そして教室での授業の時によく言っている言葉「接触回数が大事だ」です。
ウチの教室に通う生徒は耳にタコができるくらい聞く言葉です。
何度も行けば、自分のことも知っていただくことができる可能性も高くなります。
学校側とすれば、なんとなくウチの学校に入学したいという生徒よりも「大好きなので入学したい」という生徒のほうが欲しい。
実際、そういう生徒は入学してから伸びる可能性もメチャ高い。それは先生もうれしいんです。そういう経験を一緒にしたいって強く思うんです。
だから、「企画する入学選抜にからむ企画はすべて参加する」がとっても大事だと考えます。
だって「学力は入学してからウチでつけます」って静岡北さんが言っているんですから、学力検査の点数は大事ですけどそのまえに先ず「企画する入学選抜にからむ企画はすべて参加する」だと思うんです。
でもすでに11月
なので、これからの企画にすべて参加するということになります。
ここで注目すべきは「入試対策教室」です。生徒はお勉強、その間保護者は説明会という、ハッピーセットと同じくらいのお得セットになっています。
受験する学校で入試対策って面白いですよね。そんなのありって感じです。
そこで、少し心配になるのは「入試対策教室行ったら、実力バレバレになっちゃうじゃん」というところかも。
自信があるときは、ここでアピールして「特待ねらい」ってありかもという妄想をします。
自信がなくて実際コテンパンだったときは「入学したら、先生苦労してね」という覚悟をしていただくアピールができるかもしれないという妄想をします。
どっちも都合の良い妄想をすればいいのではと思います。
どうしても学校側がこの子受け入れムリ無理だと思ったらなんらかのアドバイスがあると思います。
入試って相性の判別というところもありますから。
そのようなアドバイスではなくて、本当に勉強のためのアドバイスが一つでもあったら、思い切りOKだと思います。
静岡北中学校さんツアー企画を組んでみました
なのでとりあえず
11月9日(土)9:30からの授業・施設見学会に行きます。そして13:30からの親子クッキングに参加、そのあと14:30からの入試対策教室、保護者の方は学校説明会に参加。
そして、11月19日(火)清水テルサへ
さらに11月23日(土)13:30からの親子パッケージデザイン教室に参加、そのあと14:30からの入試対策教室、保護者の方は学校説明会に参加。
そしてさらに12月7日(土)親子クッキングに参加、そのあと14:30からの入試対策教室、保護者の方は学校説明会に参加。入試対策と学校説明はもういいでしょって思うかもしれません。甘いですね、入試対策は完璧を目指します。なので参加します。
11月15日(金)焼津文化会館 11月20日(水)グランシップも行っちゃいましょう。
小学校の先生に相談すると「そんなに参加しなくても・・・」「あんまり行っても迷惑なんでは」という極良識的なアドバイスになると思います。それが普通です。
静岡北中学校さんに聞いてもおそらく「そんなに参加しなくても・・・」だと思います。
それでも行くべきです。
超越することが重要なんです。
将来の練習だと思って行きましょう。
静岡北中学校入試対策 その2
小学校の先生にお願いする。
またまた「試験問題対策」じゃないかと思われるかもしれませんが、「入学選抜で提出する書類=判定材料として利用される書類」が通知表。
近隣の高校受験では「それでほぼ合否が確定される」ってくらいの重要書類です。
この重要書類の中身をなんとかしてもらわなくてはいけません。
なので小学校の先生にお願いするが2番目(1番に肉薄する2番です)
あれっ!前期の通知表ってもう終わってるじゃん。
なのでどうしようもないか。
静岡北中学校入試対策 その3
学力検査で満点をとる
ようやくきました「試験問題対策」です。
でも満点ってなに?
「そんなの無理でしょっ」てことですが、いま11月の段階ならば「過去問全部完璧にしようぜ」っていうのがひとつの方法なんです。
そして、受検の日にとっても近づいたら「今持っている力で一番大きい点数を出す」という対策をそれぞれの学力の特徴に合わせてやる。
具体的には・・・
ウチの教室に来てください・・・ということでどうでしょう。(有料ですけど)
当日本番で1点でも多く点を取る対策、思いっきり得意です。
おすすめです。
私立の入試に使われる問題は、「この学校に入学する前に取組みたらしておいてほしい課題」が出題されます。(たぶん)
つまり入学前に「学校の勉強」をする機会ということです。
学校の宿題をやるつもりで試験問題対策をするというのもいいのではと思います。
静岡北高校・中学校さんまとめ
まとめ
特にないです。
そういえば、帰り際に校庭をみたら、生徒たちがゴルフをやっていました。
時間的にみて授業時間内なので部活ではなく体育の時間です。
体育でゴルフ
いいなあ(ゴルフやんないですけど)