東大合格おめでとうございます。静岡北高等学校・中学校さんに行ってきました。
静岡北高等学校・中学校さんに行ってきました。
今日は、校舎との記念撮影を忘れてしまったので、ウィキペディアさんの写真を拝借してしまいました。
おじいちゃんおばあちゃんの年代で静岡北高校さんというと・・・・・。
という話は、もう10年以上昔の話題ですね。
もう静岡北高校さんは、進学校という定着があるのではないでしょうか。
東大合格おめでとうございます
websiteから拝借した写真です。
静岡北中学校さんから静岡北高校さんに内部進学した生徒とのことです。
東大入試というと、東大に合格した子のお母さまが本を書いたり、漫画で東大入試の攻略法が描かれていたりして身近な感じがするようになりました。
定員数は約3千人もあって倍率が約3倍程度なので、もしかしたら結構行きやすい学校かもという勘違いがおきそうな気がしますが、絶対そんなことはありませんメチャムズイです。
静岡県内の高校生で東大へ行く人は50人程度、その中の一人が静岡北高校さんで学んだ生徒ということになります。
県内の高校数が約141校、その中で東大合格者を出した経験を持つ高校はたぶん20校程度。
その中の1校が静岡北高校さん。子供心で言えば「1番とったんだもんね」という感じです。
今回いただいた資料をみると進学実績がずいぶん充実しているのがはっきりわかります。
複数の入試対策を駆使しているのがよくわかります。
何年か前におじゃましたときは、どっかの塾長さんが、私立上位校の実績がどうしたという指摘をされていましたが、今回の資料にはそうした学校も入っています。
静岡北高校さんからいただいた資料。旧年度のパンフレット。新年度パンフレットをいただいたら教室に置こうとおもいます。
静岡北高校さんについて
今回、校長先生が代わられて、新校長先生から学校ご説明をいただきました。
実をいいますと、前の前の校長先生による静岡北高校の改革にとても共感して、個人的には静岡北高校さんが大好きになったことがあります。
それで、教室で行う高校進学説明会に、広報担当の先生に来ていただいたり、中学校がスタートしたときは、初めての入試にも関わらず、「静岡北中学校入試対策」という企画をつくって2名の受験生を送り出したりしていました。※ちょっと色々やりすぎて静岡北高校さんに注意を受けたこともあります。
どんなところが好きかというと、校訓「質実剛健」「創意工夫」 の創意工夫がとても面白いんです。この創意工夫が、学校運営の基本的土台として実践されている様子がわかります。
10年以上前、静岡北高校さんが国公立合格を目標とした活動に力を入れていたところ、その方策に否定的意見を持つ塾関係の方々が結構いらっしゃいました。
実は、個人的には、その方策にとても共感が持てたんです。否定的意見を持つ方の意見を聞く機会があればあるほど、その共感度は増していきました。
そしてその方策は、今、2020年大学入試改革では、特に関心が向けられたものになっています。
そうした、「面白い」と思えるところが中学校の学習カリキュラムにもみられます。
中学校を開校した年に、授業見学をさせていただきましたが、その中に、ふくろうの森の小学生夏休み勉強ランドで取り入れている独自の学習と同じようなことを、静岡北中学校さんがやっていることにビックリしました。
小学生と違って中学生ですので、勉強ランドでやっていることよりも何倍も高度なことをやっていました。同じようなことを、中学生に中学校がやるとこうなるんだというのを見せつけられた思いでした。
先にあるものを創造して工夫して実行するというとかっこいいものですが、実際にはそんなにかっこよくありません。
なぜかというと変だからです。賢い人たちは、そんな変なことやりません。評価の高い事例をみて2番目3番目を確実にいきます。
ウチのようなところが、そんな変なことをしていると確実に「変な塾」ということで相手にされませんし、逃げていく人もたくさん現れます。でもウチは変な塾ですから、それでもやりますけど。
静岡北高校さん中学校さんは、さすがに学校ですから、先をみて創意工夫をしたことをやっていても、そんなに逃げる人はいないと思いますが、それでも「変」という評価を結構受けているのではないでしょうか。
それでも、そんなのお構いないなしに泰然自若、「質実剛健」「創意工夫」を突き詰めている。
そういう学校ですね。