混乱が大切
中学生の勉強 ゼロからの特別進学プログラム
発行周期 不定期
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こんにちは石嶌之広です。
このところ、寒くも暑くもなくすがすがしい朝が続きます。
そのせいか、いつもの「何にもしたくない病」が始まりました。
朝ごはんをいただいた後の「ボー」とする時間がとてもうれしいこの頃です。
今回は「混乱が大切」です
ゴールデンウィーク期間は、教室の大掃除、床を磨いてワックスがけしてと考えていました。
いつものゴールデンウィークは、県外からのやってくる中学生の勉強合宿をしていますが、今年はコロナの関係で参加者はいないと思ったからです。
ところが、ゴールデンウィーク直前になって、1名の参加申し込みがありました。
この勉強合宿の最少催行人数は1名。
4泊5日の参加者ひとりのゴールデンウィーク勉強合宿が実施されることになりました。
日本海側から駿河湾のある太平洋側にはるばるやってきた中学3年生。
英語の選択で、1年生最初からの学習が始まりました。
今回の合宿での勉強活動で思ったのが「混乱」って大切だなあということです。
勉強するときに「混乱」というのは「未習熟」のようなもので、できれば避けたいため
1単元ずつ順番に習熟しながら進んでいくというようにすることがよくあります。
それはそれで大切なのですが、そうやって進んでいっても、今回のように短期間で数年分の学習をするようなときは
やはり混乱がおきます。
「混乱」が起きたと思われる一定の場所で集中学習で時間をとると、そこで進みが止まります。
「混乱」と「未習熟」を区別して考える必要があります。
それが同時に起きているのか別々に起きているのか。
そんなことをきちんとコントロールして進めることができたとき。
ある段階で「カチカチカチ」
おーーー
「そうだったんだ」
いろんなことがつながって理解できた瞬間です。
数年分の学習カリキュラムの中で混乱が起きていた場所が次々とつながっていく。
もし、そこが単に「未習熟」という考え方で、ずっとそこにとどまっていたら、このカチカチカチはないと思います。
勉強には混乱が大切です。
いっぱい混乱するべきです。
それは、勉強を一生懸命しているあかしだと思います。
今年のゴールデンウィーク、そういうわけで教室の大掃除はやっていません。
こうゆうようなことでやっていないという言い訳をさせていただきました。
今度の土日くらいにやろうかなと・・・・。
今回は以上です。