中学生の勉強 ゼロからの特別進学プログラム
発行周期 不定期
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こんにちは、石嶌之広です。
先週の日曜朝は、自宅の小庭にある、やまももの実を取っていました。
今年の、やまももはジャムになるようです。
今回は「成績低迷の理由」として教材のお話をいたします。
成績低迷の理由「教材」
中学校では、コロナ休校が終わり、日々の学校生活が行われてます。
先週は近隣中学校の校内テストがあり、久しぶりにテスト対策講習というのをしました。
そして今春の入試情報が大方まとまってきたこともあり、中3年生を中心に個別面談も始めています。
保護者の方々も入試対策のための勉強を強く意識し始める時期ですが、
このころの面談時から、やはり強くお願いをし始めることもあります。
それは教材についてです。
学習について関心が高まってくると、自然に学習方法にも関心が高まってきます。
学習方法に関心が高まってくると、自然に学習教材にも関心が高まってきます。
そうすると、自然に教材を購入するようになります。
そうすると、どうなるかというと「成績が低迷」します。
その理由はいくつかあります。
1.学習が分散する
2.教材を購入したけれど使えない
3.教材は増えるけれど学習時間は増えない
勉強の方法として、ある程度の「圧」が必要ということがありますが
学習能力<教材量
「意志・時間・環境」を超える「教材量」
という状態が強すぎると「成績が低迷」します。
そのため、この時期の面談時には「学習内容をシンプルにする」を説明しています。
勉強方法に関心を持つと、どうしても教材は増える傾向にあります。
また、教材の途中変更も起きる可能性が高くなり、それが
「成績低迷」の一要因になります。
いま、どんな教材が必要なのかは、個々それぞれに違いがありますが、
総てに言えることは、「学習内容をシンプルにする」ために
「教材をシンプルにする」ことです。
1教材の教材の完全消化、完全習熟をするために、学習教材を極力シンプル
にして「一書精読」を重要方針にしていくことが大切です。
この半年から1年。
勉強はしているけれど成績の低迷が続いているというときは、
取組みしている教材の種類と量に着目してみてください。
今回は以上です。
石嶌之広