静岡学園さんに行ってきました

静岡学園さんにある、ニュートンのりんごの木と一緒に写真撮影。

お隣の町、静岡にある静岡学園さんに行ってきました。

 

地域一番の私立進学高校

静岡学園さんというと、個人的には中部地域私立高校の旗艦学校という位置付けという感じです。

十数年前から私立高校がどんどん進学校化を進めていくなかで、地域難関公立校の併願校として、常に選ばれてきた学校であり。まず他の私立高校と比較対象になるのが静岡学園さん。

静岡学園さんに行けば、塾に行く必要がないと言われてきた地域一番の進学私立高校方向性から、真のエリート・真のリーダーの育成と人間教育を先に掲げる方向性を持ったのが2011年。

どうしたのか静岡学園という声もあったように思います。

それで、静岡学園さんに行ってみて、進学実績の説明を聞きますと、やっぱり地域一番の進学私立高校という位置は揺るぎないものなんだなあという感じでした。

特待制度Sの登場

静岡学園さん特待生制度にSが加わりました。

学力検査でかなり優れた結果を出して、大学受験は実力勝負の探求系を希望すると特待Sが選択できます。

特待Aは、中学校での学業成績優秀者と学力検査結果の優秀者が認定の対象です。

特待S 入学金の全額・施設設備費の全額・授業料全額・教育充実費の全額

特待A 入学金の全額・施設設備費の全額・授業料全額

特待sとAは併願後でも有効。

特待生は、1年ごとの確認がありますが原則3年間継続です。

 

入試日程に再募集日程が追加

入試日程に、再募集Aが登場しました。

公立入試の後に再募集入試がありますが、今回から公立入試前に行われる、再募集A日程が追加されました。

私立高校の併願受験の流れを実現するものになります。

現在、公立高校人気の静岡で私立併願が定石の静岡で私立の併願ってなんだという感じですが、高校無償化の流れで、多くの世帯が私立高校の授業料支払いが必要なくなります。

そうすると入学時の納付金、入学金と設備費などで20万円ほど頑張れば、その後の月々の金銭負担が公立高校にちょいプラスか場合によってはちょいマイナスということもあるわけです。

そうなると、いままで「お金が~~」ということで、何としても公立高校へという状況のお家が少なくなって、手厚い環境で学べる私立高校の人気が上がってくることになります。

のんびり静岡にあっても、次のつぎくらいの年には「私立へ~~~」ということになり、私立の入試倍率が上がっていきます。

その時、静岡も私立受験バトルが起きうることになるわけです。

高校無償化制度の静岡版がまだはっきりしませんが、おそらく世帯収入枠の拡大になりますので、そうなると私立高校バトルが明確になってくるのではと思われるわけです。

静岡学園さんの再募集A日程開始は、その流れの中で登場してきたことになります。

 

ただ、現在、静岡学園さん以上の難易度を持つ私立高校があるのかということで・・・

と、静岡学園さんが言っていました。

 

図書室

図書室を見学させていただきました。

ここです。

蔵書は生徒たちが選ぶそうです。

本が大好きで、本の甲子園、高校ビブリオに挑戦する生徒さんもいるとのこと。

年間予算は240万円。毎月十数冊の新しい本がやってきます。

学校の図書館にある本は、学校の風土を映すようなところがあります。

生徒たちが選んだ本をみると、チョット奇抜なものを含めてとっても安心できるものでした。

 

食堂

高校部の昼食は食堂が利用できます。

かき揚げうどんが330円、A定食、B定食やカツカレーが420円

カツカレーをいただきました。

カツがちゃんとしていて、おいしいです

 

入学時の納付金と授業料 その他

入学金が10万円 施設設備費が8万3千500円

授業料3万500円 教育充実費1万円

図書費 200円 諸費 350円 空調費 1,000円

その他、PTA会費と修学旅行積立金

世帯収入590円未満に該当すると、最初20万円くらいで、月々が2万2千円という感じでしょうか。

これで、全館空調設備、人工芝の運動場であれこれ完備の環境で、がっちり勉強ができます。

 

静岡学園さんの中等部

静岡学園さんの中等部にいくと、一貫校なので静岡学園高校さんにそのまま行けます。

静岡学園さんの中等部の学習進度は公立中学校より少し早く、中3途中くらいから高校1年生学習に入ります。

中高一貫進学校さんの定石ですね。そのため高校1年生になったときは、高校受験で入学した子たちと別クラスになります。

 

中等部さんの入試

静岡学園中等部さんの入試はABCの三つの方式で行われます。

是非、AB両方で受験してくださいとのこと。

Aが総合方式、Bが部活や検定やボランティアなどの自己アピール方式そしてCが学力重視。

Cはかなり厳しいとのことです。

どの学校もそうですが、入試のときに面接があるときは、学校の方針や求める生徒像をよく理解しておくことが大切です。

本当に行きたい学校ならば当然ですね。

その気持ちを言葉で表すことができるくらいにしておきたいものです。その時に重要になるのが学校方針や求める生徒像になります。

社会に出て、会社勤めをするときも同じです。

入社面接時のみならず、勤務を始めてからも社訓や社是などが心の下支えになって、困難な壁にぶつかったときに大きなエネルギーをもたらしてくれます。

一員となって英知と共に成長する

そんな学校が静岡学園さんであり、そうした学校を選ぶことになります。

静岡学園さん説明会日程

静岡学園さんについて詳しく知るには、説明会に行くのが一番です。

 

高校部にも中学部にもある実力評価

特待生制度はもちろんですが、その他にも、とにかく実力評価する入試を受けることができそうな学校です。

もちろん現在通っている学校の評価が重要です。中学生であれば内申です。内申でのボーダーがあるわけです。

ただ、今回、聞いたお話の中に「実力を評価する」という言葉が多くあったように思います。

ひたすら入試学力検査の点を取りにいくことで進路を決めるという入試が静岡でも起こりうる感じです。

本気でやる気持ちにさせてくれますね。

これからの静岡県内私立高校入試に大きな影響を与える学校です。

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