模擬試験について

こんにちは、石嶌之広です。

朝起きたら、神棚、母の移動、仏壇、ごみすて、お花の水やり、そして朝ごはん。

一昨年まで、トイレとお風呂の掃除がありましたが、それはいつの間にかなくなりました。

そのことは、ときどき気が付きますが、触れないでおこうと思った今朝でした。

 

今回は、模擬試験について

模擬試験については、この間のメールマガジンでお話したと思います。

(何をお話したのかすぐ忘れてしまいます)

 

その時は、たぶん「模擬試験の長所短所」を話して「模擬試験は必須ではない」

という内容だったのではと思います。

 

でも、今年は、模擬試験をできるだけ多くやろうかなあと考えています。

 

その理由です。

 

教室のある静岡県の公立中学校の特徴として、内申評価があいまいなところが多々あります。

一般的には「学校テストの点数が内申に大きな影響を与える」という考え方をしますが、
実際には、「あんまり関係ないことが多い」という実態です。

 

塾をやっていますので「学校テストの点数」を追いかけるような学習方向性はとっている
ものの「あんまり関係ないことが多い」という事実の前に「やんなっちゃう」という
気持ちになってしまいます。

 

その気持ちになるのは、子供達ではなく、塾経営者です。

今年は特に「やんなっちゃう」という気持ちが強くなってしまいました。

 

それで考えたんです。

基本的に「学校テストの点数は後からついてくる」という考え方で進めていますので
それならば、模試の問題を使って勉強すればいいんじゃないか。

 

その思考展開は以下のようになります。

11月までの模試は、県で行う学力調査テストに対応する内容になっています。

実は、県で行う学力調査テストは、内申に影響するものではありません。

※中学校によっては「学校別評価」にかかわるため、「内申に影響する」としている
学校もありますが、本来、「学力調査」が目的のもので、個人の評価には用いないのが
原則のものです。

 

そして、学力調査テストは高校入試にはまったく影響しないテストでもあります。

※受験校を決めるときの目安として使いますが・・・それも・・・・・・。

多くの中学生や中学生保護者が思っているほど学校評価や高校入試に関係ないテストじゃんか
という事実がありますが、学校側からの思想宣伝が強いためみんな「メチャ重要だ」と思って
しまうテストです。だから大手予備校などは「〇〇対策講座」ということでしっかりキャッシュに
しています。

 

生真面目な私塾は

「そんな学力調査テストに合わせた対策は時間やお金がもったいない」

と考えるわけですが学校側の思想宣伝には勝てないで困っているのが現実です。

 

それで、なおさら模試をする理由がなくなっていくわけですが、模試の問題は、

学校テストよりも少しだけ難易度が高い。

 

〇入試は内申がほぼすべて

〇学校テストも学力調査テストも内申への影響は小さい
(信じてもらえない事実ですが)

 

ならば、難易度が少しだけ高い、そして、やる理由がある(錯覚ですが・・・)ため動機付けができる。

そうした問題に取り組みをすることで、学力アップにつなげる機会になる。

 

そう考えたわけです。

なので、今年は模擬試験をやります。

そうするとどうなるかというと、模試問題を使った勉強の機会が必要になります。

そのため、11月から入試が終わる3月初めまで、土日は勉強会だらけになります。

 

朝、起きたら、神棚、母の移動、仏壇、ごみすて・・・・・・そして教室へ

これが、月曜日から日曜日まで週7日繰り返される日々がずっと続くという計画を

作りながら愕然としている、今です。

 

ちょっと大変かも

 

今回は以上です。