一書精読その2

一書精読その2

コーヒーが大好きです。

ラーメンも大好きですが、毎日楽しめるのは、コーヒー。

そんなに大好きなら、「美味しさ」にうるさいかというと、実は多分オンチです。

ブルーマウンテンとかキリマンジャロとかモカとか、飲み比べてもわかんないんです。

スタバとかドトールとかタリーズとか

同じカップを使って飲み比べたとしたら、やっぱりわかんないです。

でも好きなんです。

最近見つけた、美味しいコーヒー屋さんは、岡公民館の前にある小さなお店です。

街の喫茶店ってコーヒーが本当に美味しいお店が多いような気がします。

コーヒーの違いがわかるかた、ここのお店に行ってみてください。

 

今回は前回の続き「一書精読」です。

私たちが行う教材研究は、即実践という、現実的な研究です。

その実践が未来を決める!

という重たい部分も少しありますので慎重な取組みが必要です。

そのため、本屋さんに行ってお気軽にあれもこれも買ってきてはいけないです。

「いけない」とはっきり言っておきます。

それで、どうやって、勉強する教材を決めるのかが今回のテーマです。

あんまり、長くならないようできるだけ簡単にお話を進めたいと思います。

1.種類別分類をする

2.同類のものを捨てる又は封印する

3.選び方のポイント

今回はこの3つについてお話します。

1.種類別分類をする

大きな分類

参考書なのか主なテキストなのか演習用教材なのか

〇参考書

参考書は辞書のようなものですね。

たとえば、国語の活用を知りたいと思ったら、その部分だけを見にいくことができるもの。

でも、主なテキストがその参考書の役割をしてくれることが多いので、大抵の場合は

合理的簡素化を考えて「必要ない」と判断することもよいケースが多いと思います。

〇主なテキスト

教材の重複で一番避けたいのが、この「主なテキスト」です。

主なテキストは、普段、坦々と進めていくための教材です。

入試対策としては、前半に必要に応じた総復習を行いますので、その際に使う教材です。

普段の勉強としては、先ずあげられるのが「学校の教科書」です。

塾に通っていれば、その塾で使っているテキストです。

この2冊が主なテキストになります。もし塾に通っていなければ、「通年テキスト」を
本屋さんで購入して使います。

この時によるあるのが「塾教材がよい」という考えもあるかもしれません。
確かに、塾教材は、市販のものより無駄がなく良いものが多くあります。

でも、もしお子様の現在の状況が公立中学校でトップレベルでなければ
「教科書ガイド」が一番良いかもしれません。

〇演習用教材

入試対策で使用するのが、過去問と類似問題ですね。

模擬試験のプリントは、類似問題になることが多いです。

そして、過去問ですが、入試対策前半の総復習が終わった後には、考え方として
「主なテキスト」の部類に入るとしてもいいかなあと。

そうしたときの、この過去問の使い方については、機会があったらお話します。

普段の勉強としては、学校で配布されている副教材にそれにあたるものがあると
思います。

その副教材を使い倒してなければ、先ずその教材を使い倒すことが必要です。

とりあえず、教材説明はここまで

2.同類のものを捨てる又は封印する

さて教材を分類したら同類のものを捨てる又は封印することです。

重複教材を捨てるのがもったいないと思ったら段ボールに詰めてガムテープで

封印します。

そして高校生になったら「捨てる」

繰り返しになりますが、「主なテキスト」の重複は、特に避けること。

複数やりたければ、一冊が完璧に終わってから2冊目にいくこと。

3.選び方のポイント

選び方の順番

学校で使っているもの、次に塾で使っているもの

その次が本屋さんで買うということになりますが、この「本屋さんで買う」

のポイントふたつ。

教材会社が販売しているもの

薄くて簡潔なもの

高校入試と大学入試ではちょっと教材の選び方が違ってきます。

色々なところが教材販売をしていますが「教材会社が販売しているもの」が

安心です。

よくあるのが「地元大手予備校が作ったもの」ですが、これは避けます。

これは、よく売れるので、本屋さんによっては沢山おいているところがあります。

過去問関係で多いのですが、高校入試レベルであれば「教材会社が販売しているもの」

塾教材だからよいのではと思いがちですが、使い倒してみるとわかります。

実際に使い倒す経験は、本人たちには無理なのですが、塾経営者はそれをやっています。

そして違いを確認しています。コーヒーの違いはわかりませんが、教材の違いはわかります。

プロですから。

過去問も通年テキストも「教材会社が販売しているもの」そして解説が多くしっかりしている
ものを選ぶ。

なぜならば、解説の安定性に違いがあるからです。

簡単にいうと、解説が多数の利用者にとって有効に洗練されているかどうかです。

その洗練作業についてのプロが作ったものかどうかというところに違いが出てきます。

数学でいうと、補助線の引き方ひとつに「熟考」されているかどうか。

この小さいかもしれないけれど、この小さなところが「価値」になります。

あらら・・・

ずいぶん長くなってしまいました。

それでは、今回のテーマ「一書精読」についてです。

 

「一書精読」

・・・・・・

もう時間がないですね。

でも、ここまでのお話で、どういうことなのかわかるような感じがします。

ちょっとだけ、説明をしますとこれは、私の教室が行う自律個別学習の
基盤となっている、OK!学習法の創始者である八戸の畑山先生から伝授
していただきました。

 

「一書精読」

思いっきりおすすめです。

今回は、以上です。

追伸

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