東海大学付属静岡翔洋高等学校・中等部 学習塾関係学校説明会

東海大学付属静岡翔洋高等学校・中等部説明会

昨日は東海大付属翔洋高等学校さん中等部さんの説明会に行ってきました。

当日は雨の予報でしたが雲がそれて朝から青空が見える日になりました。

校長先生は晴れ男でという成田教頭先生のお話し、確かに塾長仲間からもとっても高評価の村上校長先生。

雨を晴れにするくらいは簡単にできるのかもしれません。

説明会は村上校長先生のお話からスタート。

前年度の募集状況概要とゆとり教育について

静岡翔洋さんは週6回制実施校です。

ゆとり教育反対という姿勢の中で忙しいくらいの青春時代を過ごす心に汗する生活文化が大切とのこと。

そして学校職員の労働については日曜勤務を実施するため変形労働時間制を採用。

いい感じです。

確かに学校活動は年間計画や月間計画などがあり、週単位での計画も作りやすいので、年単位と月単位の変形労働いずれにも柔軟に対応できそうです。

変形労働時間制はちょっとややこやしいところがありますが、知識と慣れがあれば、とても面白い勤務形態を作ることができます。

送迎バスの運行がありますのでドライバーの勤務もおそらく変更労働時間制を採用されているのかと思います。

学習塾の進路指導評価

高等学校の説明は、秋岡教頭先生のお話からスタート。

秋岡教頭先生は以前に公立中学校勤務をされていたそうです。

高校時代は藤枝から富士高に通い野球部所属で甲子園出場経験があるとのこと。

昭和62年選抜出場の時とすれば、現在49歳か50歳くらいかなあと。(いやいやそこじゃないよ)

校長先生が紹介されていた忙しい青春時代を過ごされた教頭先生は説明会冒頭に「学習塾の進路指導」について高評価していることを述べられていました。

公立中学校教員経験から私学である東海大勤務になったことで塾との接触機会が増え「学習塾の進路指導」の印象が変わったとのこと。

塾の持つ情報量と時代に合った的確性に、公立教員時代「塾のアドバイスは・・・」と否定的であったのが変化されたとのことです。

まあ塾によっても差がありますけど。

以前、生徒からどこどこの学校は○○と、ある地元で古くから塾を営なまれている先生が言っていたという話があって「それって何年前のこと」と思ったことがありました。

そういうトンチンカンアドバイスにならないよう、こうして説明会に参加させていただいています。

そんなときのこのお言葉とっても嬉しいですね。(すごいサービスをいただきました)

秋岡教頭先生の学校説明は、「静岡翔洋は大学進学のための学校」。

ここから始まります。

高等学校説明

東海大付属静岡翔洋さんは大学進学のための学校

この春の入試は高等学校360名定員のところ465名志願。

そのうち単願志願が97%

入試シーズンが終わったころ塾仲間から「今年は翔洋さん独り勝ち」という話がでてきましたが、その実数がお話しされました。

定員の105名オーバー。

地域人気校の一つであることは間違いありません。

その後は、アクセルコースとベーシックコースの具体的なお話に進みます。

そして入学試験について奨学生制度についてお話を伺いました。

詳細についてはここで書き始めるととっても大変なことになります。

そして、やはり静岡翔洋さんについてもっと詳しくということであれば、いまの時期でしたら直接、静岡翔洋さんの説明会に行かれて確認されることをおすすめします。

 

学費

成田教頭先生からは、学費のお話。

翔洋さんは高いという噂が多くありました。

昨年の説明会では、その噂があまり正当性のないものである根拠の説明がありました。

今年は静岡の支援金制度が始まっていますので、それを含めると「状況によっては公立より安いのでは」ということ。

その根拠となる説明です。

これは写メを撮らせていただきました。

 

こんな感じで、右側の静岡翔洋さんの棒グラフがだんだん低くなっていきます。

詳しくは。静岡翔洋さんの説明会で。

 

進路としての東海大学

卒業生の進路については進路指導の倉田先生から説明がありました。

静岡翔洋さんの魅力は、東海大学の高合格率です。

付属高校ですから当然ですが、他高の合格率と比較すると圧倒的な差があります。

もちろん東海大学以外の学校に進学している生徒も多くいますが、ここでは東海大学に注目してみます。

東海大学は世間からどんな評価を受けた学校なのかということ。

これも写メで

こんな感じです。

東海大学への進学は2年と3年の4月に行われる基礎学力定着度試験と校内学業成績。

入試がないため高校時代は学校生活に夢中になることができるということです。

 

中等部説明会

静岡翔洋さんの説明会は、高等学校と中等部と分けて行われ、両方に参加することができます。

とっても助かります。

中等部の説明は教務主任の松下先生から。

先ずは静岡翔洋三つの特徴から

①大学進学まで見すえた完全週6日制の学び。

②充実した施設での部活動

③無料バス

無料バスは学校生活としっかり合う運行になっています。

中等部生徒の9割がバス利用とのこと。

この①②③みっつで心に汗する学びが実現できるわけです。

県内で一番多い応募

入学については、今年は120名募集のところ150名前後の応募。

県内の私立中学の中で一番多いとのこと。

そのあと具体的な入試状況や学力検査の状況について。

そして学力検査の取組み方法について。

などの説明を伺いました。

このあたりの詳細は教室でお話することができます。

 

進路は翔洋か県立高校

静岡翔洋中等部卒業後の進路は、私立高校であれば静岡翔洋高等学校。

そして県立高校の入試を受けることもできます。

120名くらいが翔洋高校、その他40名くらいが県立高校や留学などです。

入試と進路についてお話を伺った後は、タブレットを使った模擬授業。

楽しいですね。

 

中等部10月11月の入試解説

10月11月にある入試解説。

2回参加がおすすめっと、学校説明ビデオでチアリーダー部の生徒が言っていました。

入試のポイントや傾向性や対策などを教えてくれるそうです。

え~~っと「塾も行っていいかなあ」と思ったのは、たぶん他にもいると思います。(いないか)

だって、問題を作成した本人がそれを語るわけですから。なにそれってくらいすごい入試情報だと思います。

 

おすすめは学校説明会参加と個別相談会利用

教室に通う生徒と保護者の方には、本当に何回もお話しますが私立受験で大切なことの一つは「個別相談会」「個別面談」への参加です。

とにかく、ここで「強い意志」を熱く語って欲しいと思います。

「10月と11月にある説明会2回いったらいいよ」とのこと。

「説明会4回あれば全部参加」がおすすめ。

高等学校説明会

 

中等部説明会

2020-21tyutoubu

 

学校説明会に参加して

静岡翔洋さんの説明会。

高等学校はホールで中等部は会議室で説明していただきました。そして最後に校内施設見学。

今回も学校説明会に参加されている塾さんは県内の一部の塾さんです。

何故、こうして学校側が、これだけの準備をして「来て」って言ってくださっているのに参加しないんだろうと思います。

確かに色々用事が重なることがありますが、それにしても少なすぎるような。

昨年参加しているから、詳しい先生がいるから、というのは甘い。

学校も年々変化している中で、生徒へのアドバイスはできる限り「一次情報、生情報」を持ってしたいものです。

っと三島から電車とバスを乗り継いで参加していた先生と施設見学をご一緒しながら、ぼんやり考えていました。

 

確かに学校説明会では学校の良いところしか話しません。

それでも、現場に行くことが大事だと思います。

そして、説明会に行ってよかったから生徒に推薦アドバイスするなどという単純なこともありません。

生徒の個性と状況に学校の様子が合った時に「良いよ」と勧めます。

その「良いよ」と言えることが大切だと思うのです。

このあたりは秋岡教頭先生もおしゃっていました。

私たちのことまでご理解いただき嬉しく思いました。

 

今回、静岡翔洋高校さんの説明会に参加して本当によかったと思います。

とてつもない準備をして学校説明会を開いていただいて感謝しています。