教材の選択
こんにちは、石嶌之広です。
今回はのテーマは「教材の選択」です。
入試対策時期に気になるのは「生徒が使っている教材」です。
普段の学習では教室で使用する教材か学校教材しか見ることがありませんが
入試対策期になると自習時間に今までに見たことがない教材を持ってくることがあります。
早い時期に気がついたときは不必要なものは排除するアドバイスをしますが、
ある程度、取組みしているのに「排除」と言って否定することはとても危険ですので「コントロール」のアドバイスしかできなくなります。
この地域の書店では地元の大手予備校が作成した教材が並びます。
それが並ぶ理由は「売れるから」それだけだと思います。
なぜならば「中身が……」だからです。
書店に並んでいるのを見ると、とても魅力的ですので、採用してしまう人が多いのではと思います。
しかし、できる限り手を出して欲しくない。
過去問題集であれば問題は一緒なのでいいのではと思うかもしれませんが、「解説」が重要なのです。
やはり解説も統一性があり洗練されたものを選びたい。
解説に「統一性がない」「公募解答をそのまま採用したのではと思われる内容」こうしたものと教室で使う「過去問教材」と併用すると、混乱してしまうのです。
「学校で使っている教材」「塾で使っている教材」それ以外で、書店で購入した何かを普段の勉強で使っていませんか。
もし「学校で使っている教材」「塾で使っている教材」以外のもので、通年テキスト等のものがあれば「排除」を真剣に検討する必要があると思います。
教材は、シンプルにして、できるだけ少なくして、一冊一冊を完全習熟することが大切です。
石嶌之広