学校テスト40点未満対策部
今月の【中学生の部】の案内を作っている最中に思いついた企画
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「40点未満対策部」
50点満点の80%である40点が取れてないと何か困ったことがあるかというと特にないような気がするのであまり気にならないかもしれませんが、学校活動の中でも重要なものなんじゃないかと思う「勉強」という活動が十分にできていなくても課外活動重視の地域性には、ちょっと変じゃないかと常日頃思っていて、そんなに部活が好きなら「部活」をやろうと思いついたのはこれ。
学校テストは全部40点以上が標準。
なので、40点取れていないときは「40点未満対策部」にご入部ください。
50点満点テストにあるストレス
50点満点テストというのがなんか変なんです。100点満点テストで1回でも90点以上つまり50点満点の45点以上をとると、次のテストではやっぱり90点台の点数でありたいんです。もし次のテストが80点台になったら「納得がいかない」という感じです。それがもし70点台だったら「メチャまずいかも」と思うんです。
ところが50点満点テストでも100点満点テストでも、なんとなく10点区切りで考えてしまうところがあるのです。
なぜかというと、たとえば100点満点テストの90点と80点の間には10点あって1点問題が10ある可能性があるように思います。50点満点テストでいうと45点と40点の間になるわけですが、その間に1問0.5点問題があるということはなく、あっても1問1点なので最多で5問。
この5問というのは結構きついんです。
ちょっとしたヒューマンエラーが許されないぞリスクは100点満点テストの倍なんですから。
そこで、このヒューマンエラーリスクのストレスを緩和したいというのが、5点区切りじゃなくて、どうしても10点区切りで考えたくなる理由の一つになっているんじゃないかと思うんです。
そうすると困ってしまうのが、40点以上と40点未満の感覚的差がとっても大きくなること。
何が言いたいかというとこの感覚差でいつも40点未満のときは「俺、勉強向いてない」感が出てくる可能性が高く、時にそれは「俺は、やっぱりサッカーだぜ」ということで、勉強よりもはるかにハードルの高い世界に飛んでいく理由のひとつになること。
だから、やっぱり50点満点テストなら40点とんなきゃ、40点以上が標準でなきゃダメということなんです。
40点以上ってそんなに難しくないってことが多い
確かに人には得て不得手があって、どうしても数学無理ってこともあるのでなんとも言えないけれど、数学がだめでも社会すごいぜということはある。なのでもし5教科のうち5教科全部40点未満なら、どれか1教科に絞り込んで、そいつを40点以上にする。
とてつもなく苦手なのではなくて、なんとかいけるかもくらいであれば、実は40点というのはそんなに難しくない。
「そんなことない」って思うかもしれないけれど、やってみればわかる。
やらなきゃダメ、でもやればわかる。
嫌いな食べ物の攻略よりも勉強の攻略のほうが簡単なんだということを知って欲しいなあと。
40点未満対策部入部条件
40点未満対策部入部に必要な条件はたった2つ
ひとつは5教科の中でひとつでも40点未満があること。
ふたつ目は「やろう」と思うこと。
かかる費用
入部にかかる費用は特になし。ふだんの道具(テキストとノート)を使って活動。
必要な時間
中学生はとってもいそがしい。なので、できるだけ時間がかからないほうがいいってことになるけど、それは「無理」ってもんです。いまなぜ40点とれていないかという理由の一つは「そもそも時間を使っていない」ということがほとんどだから。
なので「必要な時間」は→「山ほど」です。
どのくらいかというとラーメン二郎で全部マシマシくらいです。
ここでさきほどの「入部条件」でひとつ忘れていたことがあるのにきがつきました。40点未満対策部入部条件その3は「覚悟」です。
書類
40below1国語・数学・英語・理科・社会の中に一つでも40点未満の教科がある方は、お休みの日にゴロっとして、という時間はございません。
ご入部をお待ちしています。