塾を利用して意識をつくる

中学生の勉強 ゼロからの特別進学プログラム
発行周期 不定期
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こんにちは、石嶌之広です。

少し暖かさを感じる朝、小庭のもみじがきれいな紅葉を帯びてきました。

会社勤めの時の朝はバタバタとして時間が通り過ぎていく感じでしたが、
学習塾をやっていると、普段の朝は、のんびりとした感じになります。

おはようございます。

今日のテーマは、「塾を利用して意識をつくる」です。

 

塾に通ったらすぐにテストの点を上げたい

塾をやっていると「今の成績をすぐにあげてほしい」という方が多くいます。

まあそれが普通ですね。

その生徒の個人差がありますので一様にはいえませんが

実際にいま学校でやっている所というか次のテストに反映することが
できる内容で学習することで点数を上げることができるということはあります。

一対一の個別学習とか家庭教師とかであれば直近のテストで1点でも取れる
ような対策学習がすぐにできる可能性があります。

集団学習でやってる授業がすぐに理解できるというレベルであれば集団学習
でもそれができます。

集団学習の場合、今、塾でやってる内容は先行していて理解できないけれども
少しフォローをするだけで理解できるならば次の学校テストで点数に反映する内容の勉強ができます。

 

塾や家庭教師の利用というのは、一度は

「塾に通ったらすぐに成績が上がった」

そういう体験が出来る勉強っていうことができる可能性があるわけです。

 

それで次はどうかっていうとちょっと違う問題が出てくるんですけど
それは今回はあとちょっと抜きにして「1回は成績を上げる体験ができる」
というところの話をしたいと思います。

条件が整っていれば塾としては結構簡単

「今の成績をすぐにあげてほしい」

ちゃんと条件が整っていれば塾としては結構簡単なんです。

「1回は成績を上げる体験ができる」その条件なんですけどまず絶対に必要なもの

先ず、相応の学力があるということです。

「学ぶことで伸びる素養」というものがある程度必要です。

そして「ちゃんと塾を利用」するということですね

家庭教師であれば「家庭教師の指導を守る」ということです

当たり前のようなことですけどこれができないっていう人もずいぶんと多いと思います。

実際に個別塾での塾のレッスンとか家庭教師のレッスンとか集団学習での授業、
それを受けただけで次のテストに良い結果出るのかということなんですけど

人にもよりますけど大方それだけでは厳しいわけです。

「成績を上げる」ということの実現可能性は小さいものになります。

 

ありきたりが結構できない

週に1回数学を1時間だけ90分だけ英語を1時間だけ90分だけ集団学習では50分だけの
学習をして次のテストまでの数時間で何ができるのかということです。

そのレッスン学習をしてそれにプラスした学習をしなければいけないということです。

そのために個別の塾や家庭教師であれば宿題を出します。

塾が出す宿題っていうのはそのプラス時間になるわけです。

●ライさんの個別指導だとレッスン時間プラス自習時間ということで構成されているので
この「自習時間」というのがプラスした学習にあたるわけです。

私の教室の場合を少しお話します。

生活の中での部活動の重視する家庭が多い地域性、具体的に言うとサッカーです。

サッカーの試合があるという日曜日は土曜日とか日曜日とかに学校企画で参加自由
という企画を作ると参加率は50%以下ということがあります

年に一回しかやらない高校進学説明会というとても重要な学校企画。多くの地域では参加率ほぼ100パーセント。
これとサッカーと重なるとほとんどの人がサッカーへ行くということなんです。

それが決勝戦でというわけではなくてもサッカーなんです。

そして高校入試も公立高校人気そしてその公立入試は内申重視の学校推薦システム
というような状況ですのでとにかく内申が必要になってくる。

そうすると勉強と部活とどっちが大切って言えば、どっちもどっち。

部活動というのは個人の家庭で融通が利くものではないので、まあ部活重視が妥当
ということになります。

それと絶対にしなければならないのは学校の宿題です。

そこに塾の宿題を持って行ってやれる人は当然やります。

それは当たり前ですけどやれない人が多すぎるんです。

そういう地域性を持つところに私の教室があります。

そこで塾の宿題を出すとどうなるのかというと、

「やれないのでやる気がなくなっていく」

そういう感じです。

だからうちの塾では、宿題を出さないということにしています。

それでそうなると勉強の時間自体が全然少なくなってくるわけです。

塾に行ってるから大丈夫ってわけにはいけません。

塾のレッスン時間であまりにも少なすぎる。

そのためにどうするのかということなんですけど勉強会をやるわけなんです。

普段宿題は出しません、でも週に1回60分や90分だけとかでは足りなすぎるってのは現実です。

そのため勉強会をやります。無料でやります。

特に学校テスト前には部活動も中止になるのでその日を使って朝から夜まで勉強会
をやるという企画を作ることもあります。

そういう勉強会には必ず参加してくださいという念書とって入会していただくと言うようにしています。

そしてあと有料になりますけど季節講習は必ず参加してください。

3時半から8時半まで毎日勉強する事が出来る企画内容です。

夏休み平日ずっと3時半から8時半まで勉強することができる
普段の塾の月謝プラス1万5千円くらいプラスするだけでそれができます。

ありきたりをやれば点数は上がる

それで話を戻しますと

まずは次のテストで結果を出したいという短期結果を出したいということでの塾に通い始めたならば、

絶対にしなければならないということは勉強する時間を作るということです。

そして、塾の企画を100パーセント利用すること。

無料企画のものであれば、直接、学習レッスンでもなくても。

なんとか説明会とか、個別面談、三者面談とか。

宿題がある塾や家庭教師は必ず宿題をやる

●ライ個別さんのように自習時間を設けるならばその実習時間を友達と話をして過ごすのではなく真剣にやるべき課題に向き合う。

私の教室のように宿題はありませんだけど特別講習はやります無料です。

特別講習は絶対に参加するということを絶対やることです。

そうすることで次の学校テストで今までより少しはいい点数を取るということが実現できます。

「今の成績をすぐにあげてほしい」

塾としては結構簡単なんです。

でもちゃんと特別講習に来ると言うことが条件ですね。

それでも特別講習に参加しても1時間だけとか、

二日間企画しているのに一日だけとか

中途半端はダメです。

 

点数が上がらない決定的大きな原因

やってんのに上がんないじゃん

その決定的大きな原因はこの「中途半端」です。

次のテストで学校テストが上がらないのは。

「1日やったから十分じゃないか」

という中途半端さです。

「1日やったから十分じゃないか」

という中途半端ではダメなんです。

二日間だったら二日間がっちりやることが大切なんです。

それは知識量とか演習量とかの問題もありますけどそれ以上にその二日間を全力でやったかどうかです。

「全力感」という「意識」の問題なんです。

例えば私の塾で特別講習の企画がなかなか作れなくて本当は1日やりたいんだけど、半日しか企画できなかったとすればその半日は必ず参加する。

そして全力でやる。

でも参加できなかった時は、「残念だけどどうしても出れなかった」って思うことです。

塾が企画するもの

なんとか説明会とか、個別面談、三者面談とか。

これらは、120パーセント参加する。

こうしたものに参加する時間を全力で作ろうとすることです。

でも参加できなかった時は、「残念だけどどうしても出れなかった」って思うことです。

この「意識」が「成績を上げる意識」になっていくわけです。

その時間を作る「意識」っていうのは実は、勉強する時間を作ることと同等かそれ以上に大切なことです。

先生の説明を聞いて知識を得ること、実際にそれをやってみてその知識を自分のものにして実力にしていくこと、

そういう「時間を作ること」と「意識を作ること」の両方が大切ことです。

この意識を作ることは生徒任せ子供任せででは難しいです。

それは、保護者主導で作っていくことが必要だと思います。

「塾の企画に参加させることができなかった」

その気持ちがお子様に伝わるようにすること。

保護者だけがこうした努力をするのではなくて、
塾へ通うことで応援する仲間を大人を増やしていくことができるというのは塾のいいとこですね 。

今回は、以上です。

 

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