ふくろうの森新企画アドバンスコースについて

ふくろうの森 新企画 アドバンスコースについて
———- 1年生・2年生対象 ———

アドバンスコースは大学進学を視野に入れた学習を行うコースです。公立中学校の進度にとわられず、中学在学中に高校1年生基本内容まで進めていきます。高校入試はゴールではなく一つの通過点であると考えた学習カリキュラムです。(校内テスト・学調・入試対策時は必要範囲の学習を行います。)

独自の課程で行いますので原則として公立中学校に通う生徒が対象です。(一貫校の学習課程内容に合わせることはできません)参加条件は入会時5科目内申15以上。満たない時は個別面談にて対応しますのでご相談ください。

※季節講習は一般講習と別日程で行う可能性があります。

 

アドバンスコース企画の経緯

ふくろうの森では、冬休み・春休み・夏休みなどの長期休暇には県外の中学生が泊りがけで長時間学習を目的にやってきます。この参加者の最近の傾向としては中高一貫校に在籍していることが多く、その学習進度は公立中学の学習内容より1年近く進んでいることも少なくありません。それらは高校2年の終わりごろにはそれぞれの目標とする大学に応じた入試対策に移行することができるカリキュラムになっています。

大学進学を意識した中高一貫校に通う中学生の消化すべきテキストと宿題はずいぶんと多いものになっているようです。しかし有効に活用するに至らないことがあり、さらに進度と深度の両方にこだわりを持つ傾向があるためについていけない生徒も多いという現実もあるようです。これを解決するための特別学習はとても難しいものです。

そして小学校時代に中学受験を通してしっかり勉強してきた子も学習進度についていくことができず、長期休みを利用してしっかり勉強できる環境を求めてふくろうの森にやってくるのです。

そうした中学生の学習に対応しながら、大学受験を意識した中学時代の勉強を考えるようになりました。ふくろうの森の一般講習においてもこうした進度をとる学習は可能です。普段の勉強が1教科週1日60分という短時間でも勉強会や季節講習を全活用することでそれができます。しかしながら地域性として学校テストや学調などに視点が向きやすくそのような方向で進めても目的に沿った学習が定まらなくなってしまいます。

静岡県高校入試を一つの目標としたときにおいてもこの学校テストと学調に合わせた学習とそのための進度の取り方は不向きなものであることを説明する機会をできるだけ持つようにしてはいますが、対置する向きからのプロパガンダもあり、どうしても受け容れざる知識としてされている傾向は今後も見直されるようにはありません。それでも全国的には明らかに中学生時代の学習から大学受験という向き合い方を直視した学習課程を求めていることは間違いがないのです。

この傾向は今後、労働人口の減少や就業時間短縮化などによってより合理的で高度な産業を模索していかなければならないという緊急の課題解決に向けて学校教育の在り方が強く問われている実情が反映されたものです。その中にあって県外からやってくる子供達の学習と向き合いながらこの地域特性によってさらに大きくなっていく格差について塾として閑却することはできないと思うようになりました。

ふくろうの森本校が開講した14年前、この地域の学力的傾向は清水区内において厳しい状況でした。今もなおその傾向であることは確かです。そうした環境にあっても将来は、現在の制度でいう1次試験2次試験を通して大学に進学することを中学生時代に決めている子供達がいると思います。そのようなはっきりした目標がある中学生に合わせた学習環境形成に利用するためのコースをつくろうと考えたのです。

アドバンスコースの内容

将来、大学進学を決めている公立中学校に通う中学生は、すでに目指す大学と学部を決めていることもあるでしょう。地元公立中学校に通いながら地元の高校に進学してその中で医学部などに挑戦することを決めているかもしれません。そうした場合は、清水ではなく静岡の予備校などに通い相応のコースに所属して公立中学進度から離れた学習をしていくことを選択すると思います。そうした環境に身を置くことがとても大切だからです。

そこで目標とする大学に進学するための学習ができる高校に入学してからその教育課程を効果的に活用できるようにするという視点で中学生時代の学び方を考えるのであれば、単にコース分けして進度をとるのではなく、ふくろうの森が採用している自律個別学習でその進度をとったらどうでしょうか。まさにふくろうの森は県外からやってきた中学生とその学習をしています。季節休暇内を利用したわずか数日間の集中学習でずいぶんと力と自信をつけて地元に帰っていくのです。この学習を地元中学生の普段使いの学習課程として形成することは難しいことではありません。現在行っている一般講習の学習時間を少し長くし、学習教材を使った進度の取り方を工夫することでそれが可能になるのです。

アドバンスコースの特徴

アドバンスコースの目的は、高校生になってからの学習が目標とする大学に向けた学習に適合しやすくなるための基礎をつくることです。そのため学校テストや県学調などは付属的対応になります。これらは完全に対応しないのではなく、随時、必要範囲の学習を復習と深度をとる目的で行います。しかしあくまで付属的対応の域は出ないで行っていきます。

これで内申や静岡県高校入試に対応ができるのかという疑問があるかもしれませんが、その疑問の答えは「確実にできる」です。それは学校評価システムや入試制度を把握することで理解ができます。内申や静岡県高校入試にとっても学校テストと学調に合わせた学習とそのための進度の取り方よりももっと効果的な学習ができます。どうしてもなじめないかもしれませんがそれが事実なのです。この事実理解の壁を払拭できる場合のみこのアドバンスコースの利用ができ、その効果を体現する可能性を持つことができます。

アドバンスコースの参加資格

・大学受験を決定している。
・アドバンスコースの学習方針と内容を承認できる。
・ふくろうの森が企画する学習企画に確実に全参加できる。
無料講習・有料講習(季節講習)・模擬試験など ※一般講習との共通事項
(1年生 2年生時に部活動と重なるときは重なる部分のみ部活動を優先してください)
・学校テスト結果等は遅滞なく提出できる。 ※一般講習との共通事項
・現在の内申が5科目で15以上。満たないときは個別三者面談にてご相談ください。

アドバンスコースの参加方法

電話で三者面談のお申込みをお願いいたします。

土日祭日問わず365日
0120-946-344
8:30~20:30