そろばん講師研修

一昨日、昨日と今日は、そろばん講師研修の日

新しく講師になられる方と、ふくろうの森校、飯田教室、清水駅前校で講師をしていただいている方がお集まって研修を受けました。

ふくろうの森がやっているそろばんは、京大個別会そろばん塾ピコのそろばんです。

そろばんのやり方は、少しずつ違うところがあるようで、地域性もあるとのことで、学んだ環境でそろばんのやり方も違う。

講師の方々も色々なやり方で学んでいらっしゃっているようです。

研修は、そうした違いを一つに統一していくことで、教室によって講師によっての違いが無いようにすることができます。

1)指導方法の統一化

2)指導力のスキルアップ

3)最新の指導方法とこれからの方向性を共有

研修はこれらのことをすることができる機会です。

そのため、新しく講師を始めたときに新入講師研修を行いますが、そのときに、今、講師をしている方も時間をつくって参加するようにしています。

オンラインによる座学研修は、1日2時間講習を3日行います。

ピコ本部講師による洗練された無駄のない説明解説が途絶えることなく2時間。

それを3日間。かなり濃密な内容です。

1回だけですべてを理解することはとても難しいことです。そのため、研修があるたびにベテラン講師にも参加していただくようにしています。

研修の内容は、そろばんの技術的なこと、そろばんの社会情勢について、国内のそろばん検定について、そろばん学習の新技術について等、多岐にわたります。

いずれも、全国のそろばん教室の現場から得られた情報が基になった実践的なものです。

多くのそろばん塾が持ち寄った情報がある。

建設的思考をする中心人物が存在する。

新しいことに挑戦できる気概を持つ人たちがいることで実現できる内容です。

ふくろうの森が参加する、そろばん塾ピコのそろばんは、以前からあるそろばん塾とは違う目的や方向性があります。

ピコのそろばんは、学力形成や人間形成などに強く関心を持つ特徴があります。

そして、時々テレビニュースなどでやっている「そろばんの大会」には関心を持っていません。

そろばんを学ぶ生徒が、そろばんで競争することはありませんが、交換答え合わせをするなど、お互いに学びあう機会はあります。

速さ、正確性そして昇給昇段について目標を設定して挑戦していきます。そのための教務スキル研究を一生懸命やります。生徒個々の個性に合わせた学びを探求するのもピコの特徴です。

そろばん塾ピコには現場から得られる膨大な情報と研究と探求によって創造された最新のコンテンツがあります。

これらを実践に結び付けて現実的なものにしている一つがこの研修です。