手応え

こんにちは、石嶌之広です。

 

小庭の茄子とピーマンそしてプチトマトが実をつけ始めました。

気になってしかたがないときも、そうでないときも彼らはちゃんと成長していきます。

要は環境が大事ということですね。

 

手応え

 

今回は、学習指導のことについての雑談です。

手応えをテーマにしたお話です。

 

学習塾をやっていると常に学習指導について考えています。

考えて考えて自分を追い詰めていくようなところもあります。

 

学習指導形態については色々なものがあります。

1対1なのか家庭教師、板書集団学習、一斉個別そして最近はタブレット学習がそのテーマに加わってきます。

 

お寿司屋さんのことから始めますね。

お寿司屋さんには色々なタイプがあります。

古くから代々やっている高級お寿司屋さん。

しっかり修行してこだわりをもってやっているお寿司屋さん。

魚屋さんがやっているネタ自慢のお寿司屋さん。

そして回転ずし。

 

私はお寿司が好きです。

でも上から2つめのお寿司屋さんが苦手なんです。

こうしたお店でカウンターに座るとあまり居心地がよくありません。

だからできるだけ行かないようにしてるのですが、以前は会社勤めでしたのでお付き合いで行くこともよくありました。

そして職人さんを嫌な気持ちにさせたこともよくあります。

 

こだわりの職人さんは、美味しく握ったお寿司を一番おいしい方法で食べて欲しいと思っています。

だから順番や食べ方にこだわりがあるんですね。

私はそのこだわりを理解していません。彼らのお寿司のことを知らないんです。

そして私には私なりの好きな食べ方にこだわりがある。

両者はかみ合わないんです。それで・・・

 

そんな話を、前回の合宿に参加した生徒と移動中の車の中でしていました。

すると生徒が

「先生も塾もそうですよね、机の並びとか」

というんです。

 

ウチの教室は、きっと学習塾でいう上から2つめの塾なんです。

違うのは修行のところかもしれません。お寿司屋さんはお寿司屋さん関係だけで修行しますが

私の場合は、教育関係での修行ではなく一般世間で修行していたといえます。

でもおそらく、ガッチリと一緒なのは、彼らはお寿司を手で握ります。

けっして機械では握りません。そして手の感触で完璧なお寿司を完成させようとします。

 

学習指導では常に生徒の一挙一動に気を使い理解や進捗を確認しています。

直接手を触れることはありませんが、ある段階において手応えを感じたものを採用して

学習指導を改良していきます。

 

この部分です。

 

良いお寿司が作れないなら暖簾をおろす職人さんがいるかもしれませんね。

私もそうです、どうしても納得いかない、それが解決できないなら教室を辞めます。

実際にその直前までいったこともありますしこれからもそうです。

 

こだわりを持った油と水のようなのがカウンターで向き合ったら、あまりいいことないですよね。

 

実は、昨年この2つ目のタイプのお寿司屋さんに行くことになりました。

ご一緒したのは、私よりひと回り上の方で誘われて行きました。

そしてカウンターに・・・

 

いきなり始まっちゃいました。

私が最初に頼んだのは、イカとたまごです。

これが、どうしてと言う方も多いのでは。そうでしょ!

 

私には、最初にイカとたまごを頼む理由があるのです。

でもそれは、お寿司やさん良識にちょっと合わないんです。

助かったのは、ご一緒させていただいた方はひと回り上の方で人生経験豊富、

すぐに何事も無いように会話を誘導していただけました。

あとは、楽しくおいしいお寿司をいただくことができました。

(大将に見つからないようにシャリにむらさきつけてましたけど)

 

今回は以上です。学習指導についての雑談でした。

 

石嶌之広