入試問題とシューベルト

中学生の勉強 ゼロからの特別進学プログラム     
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こんにちは、石嶌之広です。 
 
今年は、小庭にあるコブシが花を咲かせました。 
 
冬明け宣言というところでしょうか。 
 
 
 
春休み前のひととき、今回は、勉強方法や成績とかのお話を離れてなんとなくのお話しです。 
 
 
 
高校入試問題とシューベルト 
 
 
 
先週の火曜日、県内の塾経営者による展示会と情報交換の集まりに行ってきました。 
 
そこでの話題の中で3月3日に行われた公立高校入試の問題について触れられることが多くありました。 
 
 
今年の理科は易しかった。数学は難しくなっていた。 
理科の光問題の特徴変化や数学の確率の問題や文章題の特徴変化、社会の回答方法の傾向性。 
 
議論したらぶつかってしまいそうなシーンも一瞬あるほど様々な意見がありました。 
みなさん本当に熱心です。 
 
それぞれの方が永年の経験で培われた感性で独自の捉え方をされているように思います。 
 
 
又、少し冷静になって、詳細なデータを用いながら今回の入試問題を分析するところがあります。 
模擬試験の業者がそのひとつです。 
私たち塾からの情報などを集約して、今年の入試問題について解析したものを後日提供してくれます。 
とても楽しみです。 
 
 
そして私の方はというと
火曜日の催しでは出展者としてその準備をしていたこともあり、
一昨日の土曜日になってようやく問題を解いてみました。 
 
 
入試問題は、直接、県教育委員会に行っていただいてきたものです。 
 
 
できるだけ受験生と同じような気持ちになって本物をつかって解いてみるというところです。 
 
そして「解説者」としての分析もしつつ向き合います。 
 
そのため時間内には解くことは考えず、ゆっくりと解いていきました。 
 
 
そんな先週土曜日は、とっても「楽しかった」です。 
 
 
ずいぶんと長い時間、問題に取り組んでいましたが、全然疲れない。 
 
本当に楽しく、そして集中できる時間を過ごしました。 
 
 
 
そのあと、リビングに移動すると、ついていたテレビではシューベルトについて取り上げられた番組。 
 
続いてバイオリン関係の番組。 
 
 
お酒をいただきながら、なんとなく番組を観たり聞き流したりしていた時、ふと思ったこと。 
 
 
 
「入試問題って音楽といっしょかなあ」 
 
 
 
1822年、音楽が大好きな人たちが集まって、
シューベルトの新作幻想曲さすらい人について、それぞれの感性でそれを捉える。 
 
2021年、入試問題大好きな人たちが集まって、
当年度数学問題について、それぞれの感性でそれを捉える。 
 
それに関わる時間を過ごしているときは、結構真剣だけれど、楽しくて仕方がない時間。 
 
 
 
さて、今年の公立高校入試問題について、解いてみた感想はというと。 
 
 
難易度は、まあいつもと同じ感じです。 
 
 
難しくなったという意見が多かった数学も、難しくなったところもあるけれど簡単になったところもある。 
 
前年までとは、違った視点からみることで解法がみつかるものもある。 
 
いくつかの問題には今後の方向性が見られる変化があるようにもみえます。 
 
 
そうしたところは毎年あるので、全教科「いつもと一緒」かなあと。 
 
ちょっと呑気な感じです。 
 
 
でもプロの塾屋ですので、生徒個々に合わせた解説方法やそこに至る道筋などはしっかり検討しています。 
 
安心して当塾の入試対策ご利用ください。 
 
 
 
今回は以上です。