プログラミング学習
プログラミング教材の営業を聞いて2020年から始まる小学生のプログラミング学習について考えてみました。
学習の仕方としては、紙に書いて行う学習方法と機器を使って行う学習方法があります。
どちらも大切な学習方法ですが、やはり取敢えず面白みがあるのは機器を使った学習です。
現在、ふくろうの森の教室では、エンジニアにお願いして入退室メールやフラッシュ式暗算練習ソフトなどふくろうの森独自で開発しているソフトウェアが導入されています。
入退室メールはネットサーバーを利用したプログラムであり、フラッシュ式の暗算練習ソフトはオフラインWebシステムです。
しかし、ふくろうの森の教室は、スマホ所持小中学生は入塾できない方針にしています。
それはスマホ等の機器を否定しているしているわけでは決してありません。
むしろできるだけ有効に使って欲しいとさえ思っていますが、実際には、成長にふさわしくない使い方しかできない状況であることを危惧して「個人所有」を制限しているということを理解していただきたいと思います。
先日、いつもお世話になっている教材会社の営業の方が、遠方にもかかわらずプログラミング教材の説明に来てくださいました。
小学生の英語導入については、特に気になっていましたが、プログラミングについてはあまり気になっていませんでした。
営業の方がいらっしゃったことで、急に関心を持つことになりました。
深夜、教室で講師と小学生のプログラミングについて色々な会話をしました。
そして翌日、インターネット検索をしてみると、プログラミング学習についてはずいぶんと熱を帯びているということがわかりました。
プログラミングによって作られるものは多様にあります。
学習用使う機器教材を学習塾に提供する方々を大きく分けて2種類。
プログラミングによって、ロボットを動かす。
プログラミングによって、ゲームを作る。
今回、営業に来られた方は、後者のほうです。
文部科学省学習指導要領はどのような感じになるかというと、文部科学省ホームページをみるとこのようになっています。
小学校プログラミング教育の手引の改訂(第二版)抜粋
「児童がおのずとプログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を習得したりすることは考えられるが、それ自体を、ねらいとはしない」
ということになっています。
②「プログラミング的思考」
自分が意図する一連の活動を実施するために、どのような動きの組み合わせが必要であり、一つ一つの動きに相合下記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組み合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力。
とあります。
そうすると、真黒な画面に言語を入力していく光景よりも、紙やブロックをつかった学習で論理の組み立てを学習する光景が思い浮かびます。
そうすると、プログラミングについて学習する小学生向けとしていは、使用する機器やソフトウェアは、言語をブロックにしたものが適していると想像できることになります。
そうしたソフトウェアでScratchというのがあります。
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Scratch(スクラッチ) は、MITメディアラボが開発したプログラミング言語学習環境である。ウィキペディア(Wikipedia)より
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世界中の子供たちが学習用に使っている、フリーのプログラミング学習用ソフトです。
これを早速使ってみることにしました。
論理をブロックでつないでいくことで画像を動かすことができます。
それで作ってみたのが、この「りんごを追いかけるコウモリ」です。
使用テストが目的ですので、素材は、デフォルトであるものをそのまま使い、ストーリーも行き当たりばったりで作りました。
こんな感じのものを作ろうとすることで、プログラミングの学習になります。
これから、どうしようかというところですが、それを只今考え中です。